永井 則吉
永井酒造株式会社 代表取締役社長・六代目蔵元
一般社団法人awa酒協会 理事長
一般社団法人刻SAKE協会

1972年、群馬県川場村生まれ。1995年、東海大学工学部建築学科卒業後、創業1886年の永井酒造に入社。以来30年以上にわたり、「伝統と革新」を理念に掲げ、日本酒の新たな価値創造に挑戦し続けている。

大学で学んだ建築学を通じて培った「なぜ、何のために、どのように創るのか」という思想を酒造りに応用。日本酒を単なる嗜好品ではなく、自然・文化・哲学・地域性を内包する存在として捉え、「Art & Science」の発想のもと、その可能性を探求してきた。

2003年よりスパークリング日本酒の研究開発に着手。数百回に及ぶ試験醸造を重ね、世界初となる瓶内二次発酵方式の本格的スパークリング日本酒「MIZUBASHO PURE」を開発。関連する3件の特許を取得し、日本酒の新たなカテゴリー創出。

2016年には一般社団法人awa酒協会の設立を主導し、理事長に就任。「世界に通用する乾杯酒を日本から本気で創る」という理念のもと、品質基準の策定、技術向上、海外プロモーションを推進。現在では全国24府県・34蔵が加盟する組織へと成長し、日本酒の国際的価値向上に取り組んでいる。

また、30年以上にわたりヴィンテージ日本酒の研究を続け、日本酒における「時間価値」の可能性を追求。20年を超える長期熟成酒や、樽熟成と瓶内二次発酵を融合した新たな表現に挑戦し、日本酒のラグジュアリー市場創造を牽引している。
最近では世界的ハイブランドとのコラボレーションや海外市場の開拓にも注力し、日本酒文化を世界的価値へと昇華させることを使命として活動している。

2023年には、酒蔵の未来を探求する拠点として、川場村のテロワール&テイスティング体験する「SHINKA」を開設。併設する「SAKE LABO」では、小規模試験醸造を通じて新たな技術や表現を追求し、日本酒の可能性を探究し続けている。

さらに、創業以来守り続けてきた水源の森や尾瀬へとつながる豊かな自然環境の保全、地域文化の継承にも力を注ぎ、自然との共生を軸とした酒造りを実践している。
日本酒文化を次世代へ継承し、世界中の人々へその価値を届けることを人生の使命として、挑戦を続けている。

酒造技能士一級
独立行政法人酒類総合研究所認定 清酒専門評価者
一般社団法人日本ソムリエ協会認定 Sake Diploma

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