創業1806年。伝統的な木桶仕込、全量生酛造りを江戸〜現代に再現する酒蔵「せんきん」の杜氏。2005年に醸造試験場にて酒造りを学び、2006年から山梨県にて酒造りに従事。以降、国家資格である酒造技能士認定、栃木県杜氏団体である下野杜氏認定。杜氏就任後は、協会9号酵母での金賞受賞は不可能と言われる中、全国酒類鑑評会で金賞を受賞、入賞多数。関東信越国税局酒類鑑評会優秀賞多数。酒造りは「農業」「技法」に支えられ、「思想」を持って生まれるものとして「江戸返り」を提唱。実兄である十一代目蔵元と二人三脚で酒造りを行っている。