2025年10月開講、Stage-2 第1期の授業の様子
10/5 (日)
10:45-12:15
・日本酒・焼酎ソムリエに必要な心構えとStage-2で学ぶこと
13:00-14:30
・テイスティングに関する専門知識
14:45-16:15
・日本酒・焼酎の劣化要因と保存管理法
「日本酒・焼酎ソムリエ養成プログラム Stage-2」開講!全国各地から第1期生が集まる!
2025年10月5日(日)、記念すべき「日本酒・焼酎ソムリエ養成プログラム Stage-2」が開講致しました。全国各地から集まった第1期生。これから5ヵ月間かけて、唎酒師と焼酎唎酒師の上位資格にあたる酒匠と和酒マスターテイスターの受験資格の取得を目指して頂きます。専門的な知識力、高度なテイスティング力、そして、セールスプロモーション力を養って頂くために、ハードな授業が続きますが、皆様、是非頑張って下さい!!

記念すべき第1期生の皆様。開講式での集合写真。
「最初の授業では、日本酒・焼酎の提供販売者に必要な心構えと、これからの学習内容を確認!」
日本酒・焼酎ソムリエに必要な心構えとStage-2で学ぶこと
担当講師:日置 晴之/サケアカデミー専任講師・日本酒サービス研究会副理事長・SSI INTERNATIONAL会長
最初の授業では、酒匠、和酒マスターテイスターに必要な心構え、さらに、Stage2での学習内容を解説。これから5ヵ月間かけて、何を学ぶのかをあらためて確認頂きました。また、唎酒師の取得時に行った基本的な4タイプ別日本酒のテイスティングコメントの作成に取り組み、その上で、上位資格を取得するためには、どんなコメントに展開すべきかを確認頂きました。

4タイプ別日本酒は、上位資格取得者も活用すべきセールスツールです。
「酒匠、和酒マスターテイスターに必要なテイスティングの専門知識を学ぶ!」
テイスティングに関する専門知識
担当講師:長田 卓/サケアカデミー主宰兼専任講師・日本酒サービス研究会理事兼研究室長
より高度な能力を持ったテイスターを目指すために、まずは、テイスティングの定義、目的、手法などを解説。さらに、五感の活用方法、蒸留の仕組み、ワイン特有のテイスティングの要点などと幅広く学んで頂きました。また、実際のテイスティングでは、酒器の違いによる香味の感じ方を検証。参加者間でのディスカッションも交えながら、自分の感覚と他人の感覚の違いも体感頂きました。

ISO認証テイスティンググラス、蛇の目の唎猪口、そして、酒類総合研究所が開発したテイスティング専用カップなどを用いて、香味の感じ方の違いを検証。
「日本酒・焼酎の劣化を判定する能力は上位資格者に欠かせないスキル!」
日本酒・焼酎の劣化要因と保存管理方法
担当講師:長田 卓/サケアカデミー主宰兼専任講師・日本酒サービス研究会理事兼研究室長
紫外線、熱、空気接触(酸化)の影響などにより、日本酒・焼酎の香味にどのような影響を与えるかを解説。続いて、正しい品質の状態を維持するための保存管理を解説。そして、紫外線、熱、空気接触(酸化)のダメージを受けた日本酒のテイスティングと、酸化のダメージを受けた芋焼酎、さらに、傷んださつま芋を使用することで生じる原料不良臭のサンプルもテイスティングにより確認頂きました。

唎酒師、焼酎唎酒師以上の劣化の判定力と、正しい保存管理の実行力が求められます。