創業:1804年(文化元年)
文化元年(1804年)創業。当時は美作勝山藩御用達の献上酒として「御前酒」の銘を受ける。当蔵元は古来「うまさけの国」と言われたこの「美作(みまさか)」の地(岡山県北の旧国名)で、寒冷な気候、良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境にある。
酒造りの特徴としては、2022酒造年度より全量雄町、2025酒造年度より全量菩提酛となる。2007年より岡山県初の女性杜氏 辻 麻衣子が酒造りを行っている。
「雄町の未来は御前酒が醸す」をVisionに掲げ、当蔵は全国で唯一の全量雄町蔵となりました。また1984年、全国に先駆けて復元した菩提酛の比率は2024醸造年度で85%に達し、2025年には全量を目指しております。「雄町×菩提酛」というクラシックな原料と醸造法で、現代にフィットする酒を醸すことこそが当蔵のphilosophy。
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イベント出展酒
御前酒だからこそできる不変の潔さ、美しさを体現した「御前酒1859」。 季節限定酒として、年に一度の新酒生酒が登場します。 定番酒の火入れとはまた異なる、生酒ならではの青々とした生命力ある表情、芽吹く素質の余地を感じていただけるはずです。
原材料名:雄町 | アルコール度数:15度 | 精米歩合:65% | 酒母:菩提酛
貴醸酒は水の代わりに日本酒を使って仕込んだ濃厚でとろみのある甘いお酒です。「御前酒貴醸酒」は菩提もとの可能性を追窮するために仕込み用の酒にも菩提もと純米酒を使用し、「菩提もと×菩提もと」の製法にこだわりました。菩提もと由来の酸とのバランスがよく、濃厚で甘い味わいの中にもシャープな切れ味を感じます。レバーペーストやフォアグラ、ジビエ等、肉料理とのペアリングがおススメです。
【味わいについて】
一般的な貴醸酒は甘みがあるデザート酒タイプですが、御前酒らしく菩提もとのフレーバーや酸をプラスして甘酸っぱいタイプ(酵母の味に近い)に仕上げています。
原材料名:雄町 | アルコール度数:15度 | 精米歩合:65% | 酒母:菩提酛
岡山が誇る酒米・雄町の濃醇な旨味と共に、爽やかな酸味が楽しめるうすにごり酒。1980年代に全国初となる菩提もとの復元に成功して以来、現杜氏・辻麻衣子によって継承され改良を重ねることで、独自のスタイルへと昇華しています。岡山県が誇る酒米・雄町の豊かな味わいと菩提もとによる天然乳酸菌の爽やかな風味が織りなす、温故知新のうすにごり酒です。
原材料名:雄町 | アルコール度数:16度 | 精米歩合:65% | 酒母:菩提酛